公演名 トム・プロジェクト「あとは野となれ山となれ」
公演日 平成25年11月8日(金)
時間 開場18:30 開演19:00
料金 全席指定  前売3,500円 当日4,000円
※未就学児の同伴・ご入場はご遠慮ください。
※チケットお届けご希望の方には、入場券を代金引換宅配便にてお送りいたします。(入場券代金のほかに代引料金をご負担いただきます。)
ホール 大ホール
主催 音更町 ・ 音更町教育委員会 ・ NPO音更町文化事業協会 ・ 十勝毎日新聞社 ・ 北海道新聞社 ・ 北海道演劇財団
共催 (公財)北海道文化財団
助成   (財)地域創造
後援 北海道 ・ 北海道教育委員会 ・ (一財)北海道公立学校教職員互助会
協力  シアターネットかんげき
特別協力  STV札幌テレビ放送
お問合せ 音更町文化センター  TEL(0155)31-5215   FAX(0155)31‐5229
チケット取り扱い先 音更町文化センター (0155)31-5215
ハピオ木野 (0155)31-2222
勝毎サロン[藤丸7F] (0155)27-0077
藤丸チケットぴあ[藤丸5F] (0155)24-2101
チケットらいぶ[帯広市民文化ホール内] (0155)23-8111

 作/水谷龍二
 演出/高瀬久男
 出演/竹下景子 ・  宇梶剛士 ・ 岸田茜
 
主婦に定年があっても然るべきだ。
 赤城万里子、当年とって55歳。ようやくその時が来た。
 万里子は離婚覚悟で家を飛び出した。行先は十年前から贔屓にしていた大衆演劇の旅一座である。
 そこにいたのは、座長の千羽旭と、若い女座員が一人。座長の暴走に、みんな辞めてしまっていた。
 そして、三人のてんやわんやな同居生活が始まる・・・!
 
 
 演劇の世界で人情喜劇の路線を確立したのが水谷龍二である。彼の描く世界は、ごく普通の人達の目線でドラマを構築していく。嘗ての大衆人気劇作家、菊田一夫がそうであったように人間のこまやかな機微に非常に敏感な作家である。03年には「風間杜夫ひとり芝居三部作」で日本演劇協会賞を受賞している。
 演出の高瀬久男は大胆にして緻密、緊張感溢れる舞台を次々に生み出し、読売演劇大賞優秀演出家賞や毎日芸術賞、朝日舞台芸術賞、紀伊國屋演劇賞、文化庁芸術祭賞など数々の演劇賞を受賞している。今最も注目を浴びる演出家の一人である。
「あとは野となれ山となれ」はこの異色の二人の組み合わせと、竹下景子、宇梶剛士、岸田茜という個性溢れる魅力的なキャストでお贈りする。

 
竹下 景子
 愛知県出身。73年、NHK「波の塔」でデビュー。映画「男はつらいよ」のマドンナを3度務め、「学校」では17回日本アカデミー賞優秀助演女優賞受賞。07年「朝焼けマンハッタン」「海と日傘」で第42回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。最近では「ゲゲゲの女房」の母親役が話題に。05年「愛・地球博」では日本館総館長を務め、「世界の子どもにワクチンを日本委員会」ワクチン大使、国連WFP協会顧問を務めるなど幅広く活躍している。
宇梶 剛士
 東京都出身。190cmの長身と個性的な風貌でお茶の間でも人気を博し、数多くのテレビ、映画、舞台で活躍する。主な出演作品はテレビ「未成年」「古畑任三郎」「踊る大捜査線」、映画「お父さんのバックドロップ」「20世紀少年」「座頭市 THE LAST」、舞台「贋作・罪と罰」「おかしな2人」「パンク侍、斬られて候」など。また、劇団 PATHOS PACK を主宰し、定期的に公演を行っている。
岸田 茜
 東京都出身。新国立劇場演劇研修所三期生卒業。演劇研究所では演出家の栗山民也、西川信廣、宮田慶子らの指導を受け舞台を踏んできた。研究所の舞台公演の傍ら、映画「花とアリス」「USB」など、映画出演も経験している。2010年は「ぺてんばなし」「百枚めの写真」で好評を博した。これからが楽しみな新人女優である。

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