♪クラシカル・クロスオーバー・フェス in 音更 |
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公演名 | クラシカル・クロスオーバー・フェスin音更 |
公演日 | 平成20年10月2日(木) |
時間 | 開場18:00 開演18:30 |
料金 | 全席自由 前売\3,500 当日\4,000 |
ホール | 大ホール |
主催 | NPO音更町文化事業協会 ・ 十勝毎日新聞社 |
共催 | 音更町教育委員会 ・ 音更町 |
後援 | 財団法人北海道公立学校教職員互助会 |
企画協力 | 株式会社ぎょうせい |
お問合せ | 音更町文化センター(0155)31-5215 |
クラシカル・クロスオーバーとは | |
一般的にはクラシック音楽とポピュラー音楽がクロスオーバーしたサウンドを「クラシカル・クロスオーバー」と呼んでいます。 クロスオーバー(Crossover)とは、ジャンルの垣根を乗り越えて音楽性を融合させるスタイルを指します。このジャンルの基本的なアレンジは弦楽を中心としたポップス系の演奏をバックに声楽を活かした旋律を歌うスタイルが多いのが特徴です。 このジャンルの起爆剤となったのはサラ・ブライトマンとアンドレア・ボッチェリのデュエット「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」(1996年)と言われています。この曲は全世界で2,500万枚以上を売り上げ、このジャンルのスタンダードになりました。また以降、この路線のフォロワーたちが次々と生まれていきました。増田いずみはこのジャンルを「ポップ・オペラ」、またイル・ディーヴォは「ポペラ」などと呼んでいます。 音楽評論家の片桐卓也氏はこのジャンルの隆盛の背景として「クラシック界の中核を担う40、50歳代の音楽家は、若いころ、ごく自然にロックやポップスに親しんできた世代で、ポピュラー音楽を取り上げることに抵抗感のない人が多い」ことを挙げています。 日本でのクラシカル・クロスオーバーの人気も近年とくに高く、日本でのこの分野の草分けとなった前述の増田いずみをはじめ多くの歌手が活動しています。2005年に本田美奈子のアルバム『アメイジング・グレイス』が日本人歌手によるクラシック・アルバムとしては初めてオリコンチャートトップ10入り(7位)を果たし、秋川雅史の「千の風になって」が2007年のオリコン年間シングルチャートで第1位となったことなどはその象徴と言えます。近年ではカノンなどの若手アーティストの活動が注目を集めるようになってきています。 |
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―出演者― |
カノン | |
シンガー・ソングライター。クラシックとポップスを融合させた「クラシカル・クロスオーバー」アーティストとして、注目を集めている。2008年1月、1stアルバム「Primary Flowers」(2005年)の収録曲「Wings to fly〜翼をください」がNHK連続テレビ小説「ちりとてちん」の挿入歌となり全国から大きな反響を呼ぶ。また2008年4月「競泳・陸上/北京オリンピック代表決定戦」のNHKテーマソング「明日への鼓動」をリリースしている。 |
ミニマムズ | |
国立音楽大学を卒業した木次谷紀子(マリンバ)、楡原花(マリンバ)、山下由紀子(パーカッション)の3人により1997年に結成。人々に安らぎを与える音楽、時にはエネルギーに満ちた音楽を求め、Irish Music、African Music、Asian Groove等を織り交ぜた新しい音楽スタイルを創り出している。最近では、NHK土曜ドラマ『監査法人』(作曲・村松崇継)のサントラをメインで演奏するなど、様々なレコーディングに参加している。 |
FUTABA | |
東京音楽大学出身のIZUMIとMIDORIによるピアノデュオ。2002年に結成。大学在学中に数々のピアノコンクール連弾部門にエントリーし軒並み1位を獲得。クラシック界若手ピアノデュオNo.1の地位を確立する。2007年10月にアルバム「FUTABA」でデビューし、2008年2月にはセカンドアルバム『FUTABA piano songs』をリリース。大ブレーク間違いなしのピアノデュオ!! |
セレブ弦楽四重奏団 | |
真部裕を中心に、同じ東京藝術大学出身の室屋光一郎、多井智紀、東京音楽大学出身の藤堂昌彦で結成した弦楽四重奏団。真部、室屋、藤堂の3人がヴァイオリン・ヴィオラ、多井がチェロを担当。2006年にピアニストの榊原大のツアーにカルテットで参加したのがそもそもの始まり。2007年3月ソニーより「STRINGS FIELDS FOREVER」をリリース。2007年にニューヨーク・ツアーを実施し、高い評価を受けている。 |
真部 裕 | |
ヴァイオリニスト。1980年札幌生まれ。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学へ進み、2002年首席で卒業。これまでにソリストとして東京フィルハーモニー、東京藝術大学管弦研究部、ソロコンサートマスターとして、仙台フィルハーモニー、神奈川フィルハーモニーと共演。カノン、森山直太朗、ライブ・イマージュをはじめ、多くのアーティストのライブサポート、レコーディング、弦アレンジ等を手掛けている。 |
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